気温や湿度が上がる梅雨の季節。じめじめと嫌な時期ですが、
体調を崩したりしていませんか?
この時期心配になってくるのが、熱中症。
そういえば最近、頭痛が続いたり、胃がムカムカして吐き気も・・・
なんて方もいるでしょう。
あまりピンとこないかもしれませんが、頭痛や吐き気も
熱中症の症状のひとつなんです!
それでは、熱中症で頭痛や吐き気がある場合、
どのように対処すればよいでしょうか?ご紹介します。
まさか?私が熱中症!?頭痛や吐き気が酷い場合どうすれば
熱中症は、症状によって軽度から重症まで分類されます。
頭痛や吐き気を感じるようになると、それは中度の可能性も!
放っておくと重症になり、死に至ることもあるので注意が必要です。
では、熱中症で頭痛や吐き気がひどい場合は、
どうしたらよいのでしょう?
熱中症の症状で中度に含まれるのは、
・頭痛
・吐き気・嘔吐
・気分が悪い
・倦怠感、虚脱感
などがありますが、こんな症状が現れたら、病院へ行き
医師の診察を受ける必要があります。
頭痛でも吐き気でも、熱中症によるものは水分不足の状態
が考えられます。
まずは、水分・塩分(ミネラル)をしっかりと補給しましょう。
吐き気の場合、ひどくなると嘔吐することもあります。
そうすると、さらに水分不足となって脱水症状になりかねません。
脱水が進むと、呼びかけに応答しない、汗を全くかかなくなる、
目や肌の乾燥がひどくなる、目の下のくぼみや唇が青白くなるなどの
症状がみられ、とても危険な状態となります。
この場合は、迷わず救急車を呼んで医療機関を受診してください。
熱中症による頭痛や吐き気は、一旦落ち着いても数日~1週間ほどは
体の状態を見ておく必要があります。
仕事や遊びは無理をせず、安静を心がけるようにしてくださいね。
〇熱中症で病院に 大きい病院のほうがいいの?
熱中症の症状が重い場合は、病院へ行って医師による
適切な処置を受けなければなりません。
症状が悪化するだけでなく、命に関わる重度な症状を起こして
いる場合もありますので、注意が必要です。
では、熱中症で病院を受診する場合、何科で見てもらえば
よいでのでしょうか?
大人の場合、診療科は内科、子供は小児科で見てもらうのが
一般的です。
症状により、処置される内容は異なりますが、頭痛や
吐き気など、中度の症状の場合、「体の熱を冷ますこと」と
点滴などで「脱水症状から回復させる」処置や処方薬が出されます。
ただし、先ほども触れましたが、意識がない、痙攣を
起こしているなど重症な症状になると命に関わる危険な状態です。
この場合、脳の異常による影響が考えられ、放置すると肝臓や
腎臓の機能障害を起こしかねません。
一刻も早く救急車を呼ぶか、なるべく大きな病院へ早急に
行くことをおススメします。
〇熱中症になったら 仕事は休むべき?
熱中症になってしまうと、気分の悪さから頭痛や吐き気がして
回復までは何日もかかってしまいますよね。
ただ、ちょっと体がだるいだけだし・・・
熱中症が理由で仕事は休めるのかな?
そんな疑問を抱く人も多いかもしれません。
熱中症は、体温調節の機能が落ち、自律神経が弱っている
状態です。
数日休んで「もう大丈夫」と思っても、完全に体が
回復するには1週間ほど様子を見る必要があります。
熱中症は一度なると繰り返す、とも言われています。
頭痛や発熱が2,3日で治まっても、吐き気や下痢など
体がだるい状態が長引いてしまうことも良くあることです。
だいぶ回復したからといって、最低でも4,5日は体を
しっかりと休め、休養を大事にしてください。
自分の体にムチを打たず、ゆっくりと療養期間を
設けて安静を心がけてくださいね。
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